イントロダクション

照明論

 

爬虫類飼育関連の情報は、十年前、二十年前とは違い、近年ではかなり出揃って来ています。私が本格的に海外のトカゲに手を出し始めた頃は、UVBを専用の照明器具を使って照射するという考え自体が飼育者の中では薄かった様に思います。飼育書等を読んで知識を得た人たちも、UV灯を入手する事が出来ず、NECの「ビタミンDay」の様な健康蛍光灯を利用していた飼育者もチラホラと居ました。まぁ私もその一人だったんですけどね。

280nm~320nmのUVBを健康線と呼んで一般家庭用に販売してたんだからとんでもない時代ですよね。今から15年前でこの程度ですから、ここ数年で紫外線の認識が爬虫類飼育者だけではなく世間でも変化して行ったか分かると思います。
 

この項目の目的

さて、飼育ページが氾濫している昨今、紫外線が大事!という情報だけ が独り歩きしてしまい、本当に重要なのか、どうして重要なのか、何が良いのか、という情報がかなり不足している様に感じることが多くなりました。

蛍光灯型はそこそこ出る!パワーサンは結構出る!メタハラはめっちゃ出る!UVBが大事!という漠然とした情報は至る所で見かけるようにはなりましたが、実際はどのぐらい出ているのか?という検証がしっかりと行われているか、というと疑問が残る部分です。トカゲは紫外線が必要であるという認識はかなり広がっているだけに後ひと押しが欲しいな、と思っていた所、いいや、自分で一歩踏み出そう!と思い立った結果がこのページです。一次情報というのは大変貴重な時代です。待っているだけではダメだという結論に達しました。


なぜUVの情報は軽視されがちなのか?

主な理由は2つあると思います。

そもそもそれ程重要ではないから
いきなりこんな事を言ってしまうのはちょっと本末転倒な気もしますが、そもそもUVの数値の情報ってそれ程重要ではないと思うんです。それ程情報が揃っていなかった20年前であればお話は別ですが、現状では、定番アイテムを正しく使い、週に1度の日光浴をさせていれば、昼行性のトカゲで紫外線関連の問題が起きることはまずありません。物の良し悪しを語る段階は既に終わってしまったのかもしれません。

・お金がかかるから
それ程重要ではない紫外線の情報ですが、ガッツリと計測するとなるとかなりのお金がかかります。まずはサンプルとなる照明器具を買わなくてはいけません。ご承知の通り爬虫類のUV器具って軒並み高いのです。更にそれを測定するためには更に高い紫外線強度計を購入しなくてはいけません。この紫外線強度計というのは厄介で、一個あれば紫外線をしっかり網羅出来る!という物ではなく、AならAの紫外線、BならBの紫外線、CならCならの紫外線を計れる事が出来る強度計が必要になります。UVBを計るなら3万円、UVAもしっかりと計るならもう3万、Cも計るならさらに3万、正確にスペクトルを出したいのであれば全部合わせてアルマジロトカゲがペア買えてしまうぐらいの投資が必要になります。



まぁそんなこんなで本当に必要な情報なのか?という点を突っ込まれてしまうと弱いのですが、アクア界隈の入念なリサーチ(あれはあれでちょっと凄すぎる気もしますが・・・)を見ていると、爬虫類界隈も少しは出来ることがあるのではないのかな?と思うわけです。

 

書いていきたい物

この項目で書いていきたい事を並べてみましょう。

1、UV概論
紫外線の効用、特性等をご紹介したいと思います。Aはガラス抜ける!Bは大事!Cはヤバイ!という基礎情報よりもう少しだけですが掘り下げていきたいな、と思ってます。

2、トカゲとUV
 このページにおいてはあくまでもトカゲについてのみ語らせていただきます。実はトカゲとカメって語ることが違ったりするんです。特にリクガメ辺りは結構めんどくさい事になっているので、ズバッと省略させていただきます。そもそもリクガメ飼ってないからサンプル出せませんしね。

3、商品評価
 照明器具を実際に紫外線強度計等を使って計測したり、トカゲに使ったりして品定めしていきたいと思います。ある程度良い物を使うのでマル○ンのスパイラルみたいな物は多分レビューしません。



研究ごっこのお遊びになりますが、少々お付き合いいただければ、と思います。
 

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