T5という選択肢 中編 灯具選び

照明論

T5HOに対応した灯具について解説していきます。

現時点で一般人がT5HO対応灯具を手に入れるには爬虫類用、アクアリウム用、植物育成用、自作の4つがあります。

この内自作はコスパがそこまでよくない上、リフレクターまで考えるととっても非効率というのもあるので除外します。自作に関しては植物界隈の情報を漁ると出てきますので、気になる方はどうぞ。

 現状のT5事情

爬虫類業界においてT5が一番最初に盛り上がったのが大体2016年辺りですが、それ以前にアクアリウム業界や植物業界でもT5ブームがおきました。熱をそれほど発生させずに光量や光色をハイレベルな状態で調整できるT5はメタハラに替わるかも?という期待がそこはかとなくあったのですが、結局そこの点においてはLEDがほとんどの点においてT5に勝っていたので、アクアや植物においてのブームは去りました。

という訳で入手する方法は以下の通りになります。

国内の専門店や通販で爬虫類用のT5灯具を探す

具体的に言うと爬虫類ショップやワイルドモンスターやチャームなんかの通販でZoomedのレプティサンT5HOテラリウムフードやZoomed LED UVBテラリウムフードを探して買うことです。一番負担が少ない入手方法だと思いますが、選択肢が少ない、テラリウムフードが品薄、UVBテラリウムフードがとっても高い等諸諸問題があります。

 

アクア用T5灯具の中古を探す

アクア用T5は新品はある所にはあるのですが、アホみたい高い上探すのも大変、という訳で中古市場に時々流れてくる物を漁る必要があります。基本的に既にアクア界隈では主流から外れているため、メルカリやヤフオクかなり安く出ている事もあります。また中古系アクアショップでは1000円2000円で中古が転がっている事もあります。

 

植物用のT5灯具を国内で探す

中古市場ではアクア程ではないですが、時々出回ります。ガーデニングのコアなお店なんかでは海外からSunBlasterやJump Startといった専用灯具を輸入して販売している所もあります。持ち込みの量次第で値段が安くなってるところもあります。

 

海外から輸入する

大型の多灯タイプを使いたい、Arcadia等海外の優秀なT5灯を使いたい、少しでも安く新品を手に入れたい、という場合はAmazonやebayを使って輸入する手もあります。圧倒的な選択肢の広さは魅力ですが、送料まで考えると意外と高くなってしまうこと、輸送中の故障もあり得る事、そもそも仕様的に日本では一手間以上加えないと使えない場合もある事など問題も沢山あります。

 

T5灯具の選び方

まずは前編で言った通り、T5というだけではダメです。T5HO対応の物を選びましょう。中古市場ではどうしてもT5HOまで表記してない場合が多いので、45cm→18w、60cm→24w、90cm→39w、120→54wと覚えましょう。ここさえ押さえればT5HO蛍光灯は基本的には問題なく点灯させる事ができます。(ただし傾向上T5灯具はほぼ100V規格ではないため長ければ長いほど、本数が増えれば増える程不安定になります。特に54wを複数使いたいのであれば、zoomedのフードやSunblaster等の1灯式を複数使うことを個人的にはオススメします)

次は設置の方法を考えます。ケージの上に置くタイプであれば、zoomedのテラリウムフード以外ではアクアリウム用を探した方が無難です。植物タイプは基本的にぶら下げて使う事前提に作られているので、どちらかというとケージの中に入れたり、自作ケージでぶら下げて使う用途向けです。

最後は本数。紫外線照射のみが目的でしたら1灯で十分です。明るさまで補いたいのであれば2灯式も選択肢に入ります。4灯に関しては、私が使った感想だと通常のサイズのケージでは正直持て余します。無理に電気代を増やす必要はありません。ただしウォークインケージや部屋飼育小屋飼育であれば活かせる可能性はあります。

 

灯具紹介

 

ここからは所感でございます。あくまで主観的な物なんでそれほど参考にはなりませんが、一応点灯は確認した物なので、その手の保証が欲しい方は名前だけでも見ていってください。

 

zoomed2種

zoomedからはT5HOの専用灯具が2つ出ています。まずはT5のみのタイプ。

 

 

高さがない分縦横に広いのが特徴です。ケージの上にポンっと置いて使うタイプとしては一番手に入りやすく、新品で使うとなるとほぼ唯一の選択肢と言えるでしょう。

気になるポイントは1灯しかつかないとこ、ぶら避けて使う場合にちょっとめんどくさい事、最初からついてる5.0%の蛍光灯の扱いに困ることぐらいでしょうか?現時点でUVBの照射のためにだけにT5を使う、というのであれば、基本的にこれで十分です。

もう一つはこちら。

 

 

LEDがついているタイプ。すみません、これは某イベントで触らせてもらいましたが、実際に所持して使ったことはありません。これはこれで良い商品で色々と思う所はあるのですが、とにかく高いです。個人的にはコスト的な問題部分を考えるとLEDシステムとT5灯具は別の物を使った方が良いと思ってますので今回は除外。どうしても見栄えにこだわりがある人以外にはオススメしません。

 

SunBlaster

 

Sunblaster 904297 NanoTech T5 High Output Fixture Reflector Combo 3-Feet [並行輸入品]

 

植物用T5として一番流行っている灯具です。1灯+リフレクターと必要最低限で、サイズはzoomedと同じく45から120まで各種揃っていますが、ケージの上に置いて使うことが前提にされておらず、基本吊るして使う必要があります。本来は40$程度で手に入る安価な物なんですが、輸入の関係で大体倍から2.5倍ぐらいの値段で日本では販売されている事が多いです。中古市場で植物用T5を探すと大体これが見つかります。

 

専用のパーツがそれなりにある点、スリムなので本数を増やしやすい事、そこそこ安価な事がメリットですが、取り付けに関してある程度の工作が必要になる点、プラグが海外仕様(片側が幅広等)の場合があるなどそちらでも一工夫する必要がある場合もあります。

輸入量で値段が変わるため、どこを探しても値段がマチマチです。植物屋が数を揃えて入れてるので、安く売ってる事もあるのですが、一部詐欺サイトもあるので、注意してください。

 

Jump Start

 

こちらも植物用。使い勝手はほぼSunblasterと一緒です。日本ではSunblasterより見かける機会は少ないですが、時々出回るので安かったら手を出すのもありだと思います。関連アイテムはSunblasterより多いですが、海外製品なので手に入れるのはなかなか難しいです。

JumpstartをはじめとしたHydrofarmのT5灯具はバリエーションも豊富で多灯に対応しているタイプもあるので、4灯や8灯タイプを探している方は選択肢に入るかもしれません。

 

ビバライトスリム

 

ビバリア ビバライトスリム ツイン600 (LEDナイトブルーランプ付)【2灯式】

60cmサイズで、2灯式(ツイン)とデュアルツイン(4灯)があります。個人的にはT5灯具は2灯式が一番使いやすいと思っているのですが、輸入に頼らず2灯式を探すとなるとsunblasterを2本ぶら下げるかこの辺に頼るかぐらいになってしまいます。

青LEDがついていて、消灯後の観察に役立つのですが、タイマー管理していると青LEDだけつけておく、みたいな操作ができないのがちょっと残念です。あと蛍光灯の取付口がちょっと壊れやすいのもマイナスポイント。

 

オプティマス

 

 

60cmと90cmあり。置いても吊るしても使えるので、4灯式としては使いやすい部類。LEDが入っているタイプもあるが、ビバライトスリム同様タイマーでの調整ができないので宝の持ち腐れ。

新品は高い上にやはり4灯は多いので、安く出回っているのを見つけた時以外は飛びつく必要はなし。

 

エリーライトプラチナ

 

エリーライトプラチナ1200(T5 54W×2灯)

 

こちらも既にラインナップから外れている商品なので、中古市場から探す必要があります。

中古品がメインなのでサイズが選べないというのが欠点ですが、(個人的に)使いやすい2灯式のため結構重宝してます。シンプルかつ軽量なので、工作次第では吊るすこともできなくもありません。

 

HO T5 Dual Aquarium Light Fixture

 

 

ヤフオクで拾った物です。ebayで大体1万程で輸入までできます。アクアリウム用の二灯式、シンプルで吊るすこともできるので、選択肢としては十二分にありだと思います。私が手に入れたのはプラグはアメリカ式だったので、延長コードの中には挿さらない物もあるので、その辺は注意。

 

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