電気工事士と爬虫類とDIYの話

雑記

妙に話題になったので説明とある種の釈明を踏まえて。

 

電気工事士とは

 

電気工事士(でんきこうじし)は、第一種電気工事士と第二種電気工事士とがある。それぞれ自家用電気工作物または一般用電気工作物の工事に関する専門的な知識と技能を有するものに都道府県知事により与えられる資格である。

電気工事士法の定めにより、原則として電気工事士の免状を受けているものでない限り、一般用電気工作物および500kW未満の自家用電気工作物の工事に従事することはできない

引用:wikipedia

 

電気工事士には第一種と第二種の二種類があり、一部制約のある電気工事を行うための資格です。

最終合格率は40%そこらですが、一応国家資格です。

 

第一種と第二種の違い

第一種と第二種の違いは

 

  • 第一種電気工事士
    • 500kW未満の自家用電気工作物(中小工場ビル、高圧受電の商店等)(ネオン工事及び非常用予備発電装置工事を除く)および一般用電気工作物(一般家屋、小規模商店、600V以下で受電する電気設備等)
  • 第二種電気工事士
    • 一般用電気工作物(一般家屋、小規模商店、600V以下で受電する電気設備等)

引用:wikipedia

 

という点にあります。認識としては、大規模な施設で工事するには第一種、自宅でDIYを行ったり、自宅をショップに改装したり、エアコンを取り付けたりする程度であれば第二種、という認識で構いません。

第一種に関しては電気工事を飯のタネにするのであればぜひ欲しい資格ですが、DIYには必要ない上に、免状交付に実務経験が必要なため気軽に取得するのは困難です。(試験自体は受けることができます)

 

この記事では第二種電気工事士について取り扱います。

 

爬虫類飼育者が取るメリット

自宅の配線をいじれる

電気工事士の資格を取ると、壁の中や天井裏の電気配線をいじる事ができます。例えば

  • エアコンを自由に取り付けできる。(エアコン自体は無資格でも取り付けられますが、エアコン付近のコンセントの増設、アースの埋め込み、配線を壁に固定、業務用の大型エアコンの取り付けに関しては資格が必要になります。)
  • 配線をダクト等を使用して壁に固定できる。
  • コンセントやスイッチを交換、増設できる。
  • 照明を取り付ける。(コンセントにつなげるタイプの照明は資格不要。天井に固定するタイプは大体必要)
  • アースを埋め込める。

といった作業が可能になります。

 

爬虫類飼育はどうしても配線関係が乱雑になったり、タコ足配線をしがちなので、自前でコンセントやアースを設置できるのは便利ですし、工事代の節約になります。何よりDIY大好きで、全部なんでもやりたい!という人にはうってつけの資格です。

 

飯のタネになる・・・かも

一応就職の際に有利になる場合があります。実務経験無しではそれ程優遇されるとも思えませんが、ビルや施設の管理の仕事の条件になる事もあるので、あれば一応有利になります。

 

 

電子工作の知識がある程度付く

受験の過程である程度の電子工作の知識と技術が付きます。例えば爬虫類用の灯具なんかは実務試験の練習をこなせばいくらでも作ることができます(灯具を作ること自体は無資格でも可能)

 

試験内容

試験は年に2回行われますが、受験できるのは前期か後期のどちらかになります。筆記試験と技能試験に分かれており、実施は

  • 上期…筆記試験6月、技能試験7月
  • 下期…筆記試験10月、技能試験12月

です。

 

筆記試験

4択問題が50問あり、6割取れば突破です。(年によっては6割以下でも合格する場合もある)

試験は基本的には覚えりゃなんとかなるのが7割以上なので、過去問をひたすら繰り返して入れば問題なく合格できるレベルです。10問程度出題される計算問題は半分は中学レベルのオームの法則が理解出来ていればなんとかなりますが、残りは交流や電位差の様な高校の知識が必要になる物もあります。

対策に時間がかかる問題は計算問題の他に複線図に関する出題があります。出題数も少ないので飛ばしてしまっても構わないのですが、複線図は技能試験で普通に描ける様にしておかないといけないので、できれば対策しておきたい範囲です。

 

技能試験

受験会場でちょっとした工作を行い、問題がなければ合格です。工作自体は簡単ですが、作成するには複線図を描ける必要がありますし、実務ではちょっとしたミスで大事故を起こす可能性がある、という意味も含めて、ミスに関しては結構厳しめです。

試験問題は事前に13問告知され、その中の一つが出ますので、練習はいくらでもできます。手先の器用さに不安のある方もいると思いますが、針金をラジオペンチで曲げて小さな○を作れるのであれば誰でも十分合格できる試験です。

工具は自前で揃える必要があります。合格を狙うのであれば、ホーザンのワイヤーストリッパーP958と圧着工具、そこそこ良いペンチがあればどうにでもなります。他はダイソーで揃えて構いません(電工ナイフは試験にはあまり使いませんが、合格後の作業に使うので1000円以上の物は買っておきましょう。)

 

どちらの試験も一ヶ月程時間が取れるのであれば十分合格できる試験です。中には一週間以内の準備期間で合格する受験生もいます。

 

問題点

一応諸所問題点もあります。

 

時間が必要

試験自体はそこまで難しくは無いですし、宅習も自宅で行えますが、社会人が趣味のためにそんな時間を割けるか!という問題もあります。

 

お金も必要

受験と免状発行で大体15000円程かかります。

これだけで済めばまだ良いのですが、参考書に大体3000円、工具は安く済ませても1万円弱、技能試験の練習用の配線等を揃えると更に1万円程かかります。工具や配線は一応合格後も使用できますが、予算は最低でも4万円、余裕を持ちたいなら5万程は見積もる必要があります。ちなみに通信教育系は無駄です。今ではyoutubeに解説動画がありますし、安参考書にDVDが付属する時代なので、手は出さないように。

ちなみに全く関係無い話ですが、無許可で資格が必要な作業を行った場合は3月以下の懲役又は3万円以下の罰金に処されます。

 

資格を取っても・・・

資格を取った時点ではちょっとした電気工作ができる一般人でしかありません。そこから色々いじれる様になるにはさらなる勉強と練習が必要になります。

 

まとめ

持っておくと便利な資格ですが、それなりに労力と費用が必要なため、爬虫類飼育者としては業関連の資格を取得して余裕があるなら、という感じでいいと思います。ただ将来一軒家を買って弄り倒したり離れを建てたい!という方や、いつかカフェやショップを営みたい!という人は持っておくと後々便利になる資格なので、興味がある方は手を出してみてはいかがでしょうか?

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